■絶対値1の複素数と三角形
a,b,cを絶対値1の複素数とする.
a=cosα+isinα
b=cosβ+isinβ
c=cosγ+isinγ
a^n=cosnα+isinnα
b^n=cosnβ+isinnβ
c^n=cosnγ+isinnγ
を頂点とする複素平面上の三角形△ABCを考える.
このとき,原点が△ABC内にくるようなnが存在する.ただし,
a=1
b=cos2π/7+isin2π/7
c=cos6π/7+isin6π/7
a=1
b=cos2π/7+isin2π/7
c=cos10π/7+isin10π/7
の場合だけは例外であって,そのようなnは存在しないという.確認してみたい.
===================================
n=1,[2π/7,6π/7]=[2π/7,6π/7]
n=2,[4π/7,12π/7]=[4π/7,12π/7]
n=3,[6π/7,18π/7]=[6π/7,4π/7]1
n=4,[8π/7,24π/7]=[8π/7,10π/7]
n=5,[10π/7,30π/7]=[10π/7,2π/7]
n=6,[12π/7,36π/7]=[12π/7,8π/7]
n=7,[0,0]=[0,0]
n=8,[2π/7,6π/7]=[2π/7,6π/7]
n=9,[4π/7,12π/7]=[4π/7,12π/7]
mod14で周期性がみられる.正しいことが確認された.
===================================