■サマーヴィルの等面四面体(その322)

[1]4次元単体のファセットを

  P1P2=P2P3=P3P4=2

  P1P3=P2P4=√6

  P1P4=√6

の満たすように構成する.

  P1(0,0,0,0)

  P2(2,0,0,0)

  P3(3/2,(√5)/2,(√10)/2,0)

  P4(1,√5,0,0)

[2]後の便宜のため,添字をシフトさせる

  P1(0,0,0,0)

  P2(2,0,0,0)

  P3(3/2,(√5)/2,(√10)/2,0)

  P4(1,√5,0,0)

  P5(1,√5,0,0)

[3]P1を通る平面との距離を以下のように設定する.

  P1(0,0,0,0,0)

  P2(2m,0,0,0,h)

  P3(3m/2,m√5/2,m√10/2,0,2h)

  P4(m,m√5,0,0,3h)

  P5(m,m√5,0,0,−2h)

[4]

  P1P2^2=4m^2+h^2

  P1P3^2=6m^2+4h^2

  P1P4^2=6m^2+9h^2

  P1P5^2=6m^2+4h^2

  P2P3^2=4m^2+4h^2

  P2P4^2=6m^2+4h^2

  P2P5^2=6m^2+9h^2

  P3P4^2=4m^2+h^2

  P3P5^2=4m^2+16h^2

  P4P5^2=25h^2

[5]ここで,

  4m^2+h^2=25h^2=5→h^2=1/5,m^2=6/5

  6m^2+4h^2=4m^2+16h^2=8

  6m^2+9h^2=9

  h^2=1/5,m^2=6/5はこれらを満たす.

を満足させることができれば,

  P1P2=P2P3=P3P4=P4P5=√5

  P1P3=P2P4=P3P5=√8

  P1P4=P2P5=3

  P1P5=√8

が成り立っている.

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