■サマーヴィルの等面四面体(その305)
サマーヴィルの四面体を用いた三角柱パズルはA3格子状空間充填をもとにしているのですが,これとBCらせんの面白い関係を見つけました.
それによるとサマーヴィル三角柱の両端を固定して,四面体が正四面体に変形するまでひねると,そのときできる図形がBCらせんということになります.
なお,このとき柱の高さは変わらず,ねじれ角が120°から131.8°へと変化します.
高次元図形を考えることでこれらの関係が明らかになるのですが,コクセターがこのことに気づいていたかどうかは不明です.もう少し調べてみて,熊本で発表したいと考えています.
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