■学会にて(形の科学会,その4)

 ところで,注連縄とは何か? なぜ,こんな形をしているものが神社に奉納されているのか? 聞いた話ではギザギザの紙が稲妻を,垂れ下がった細い藁が雨を,ねじれた太縄が雲を表しているのだそうだ.

 雷が落ちると放電現象によって空気中の窒素が分離され,雨とともに地中にはいる.そして窒素を肥料として作物が育つ・・・こうして五穀豊穣を祈って注連縄が奉納されているというわけである.

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 注連縄には,いろんな説があるようですが,化学的で面白い解釈です.ともあれ,形の科学会には高校生なども加わって,形の研究素材はつきないようです.

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