■葉序らせん(その76)

 四面体の4頂点が同一円周上にあるような投影方向で,正三角形面も2等辺三角形面も2等辺三角形にみえる投影方向を求めなければならない.

 (その54)では,5点が同一円周上にあるような投影方向を求めたが,正四面体でなくなると,5点が同一円周上にあるような投影方向は存在しないと思われる.

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 存在すると仮定して,もう一度,(その54)の計算をしてみると,対辺の中点を結ぶ直線をx軸として,四面体の4頂点を

  A(x,0,−b)

  D(x,0,b)

  C(−x,1/2,0)

  B(−x,−1/2,0)

AD=2b,BC=1

AB^2=AC^2=BD^2=CD^2=4x^2+1/4+b^2=1

 数値計算の結果は

  b=.482056

  x=.35973

であった.

 ADとBCが直交.辺の長さはAD=2b,それ以外は1.

 短い稜ADの回りの二面角が69.596°

 向かいの稜BCの回りの二面角が67.6402°

 それ以外の二面角は71.4786°

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