■ベキ和の公式の整除性(その23)

 1819年,バベッジは

  (2p−1,p−1)=1   (mod p^2)

に気づきましたが,1862年,ウォルステンホルムは

  (2p−1,p−1)=1   (mod p^3)

を証明しました.

===================================

【1】ウォルステンホルム素数

  1+1/2+1/3+・・・+1/(p−1)

の分子をウォルステンホルム数と呼びますが,もし,

  (2p−1,p−1)=1   (mod p^4)

が成り立つとき,pをウォルステンホルム素数と呼びます.ウォルステンホルム素数はいまのことろ16843と2124679は発見されているだけだそうです.

===================================