最終的には，正三角柱を周期的に切断してできる四面体は，断面が二等辺三角形の三角柱も充填することができる（２通りの柱状空間）というようなものになりそうである．細かい条件設定は熊本での発表から帰ってきてからの検討になる．

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　中川宏さんから「美しいですね！　正三角柱を合同な四面体に分割する方法は、これ以外にないのでしょうか？」と質問された．

　正三角柱を合同な四面体に分割する方法は，Goldbergの論文にある．ひとつと証明されたわけではないが，たぶんひとつだけと思われる．また，その四面体を二等辺三角柱に組み替えることができること，高次元にも一般化できることなどは初めての発見ではないかと思う．

　中川さんから「鏡像組み込みのアイデアといい，次元を上げてまた下りてくる研究方法といい，素晴らしいと思います」と評してくれた．面白いと思ってくれる人が一人でもいればよいのであるが・・・

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