■基本単体の二面角(その223)
(その222)の考え方はDn,Enでも正しかったので,考え方として合っていると思われるが,直交していないので距離を求めるのが難しい.そこで,SPLAGにある座標を利用してみたい.
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[1]n=3のとき
P0(0,0,0,0)
P1(−3/4,1/4,1/4,1/4)
P2(−2/4,−2/4,2/4,2/4)
P3(−1/4,−1/4,−1/4,3/4)
この4点はx+y+z+w=0上の点である.
スケールを変換すると
P0P1=P1P2=P2P3=√3
P0P2=P1P3=2
P0P3=√3
これは等面多面体である.
最長辺をP0P2とすると,P2を含むファセットは
P1P2=P2P3=√3
P1P3=2
P0P2=1
△P1P2P3の重心は(−1/2,−1/6,1/6,1/2)
原点から重心までの距離は
(1/4+1/36+1/36+1/4)^1/2=(20/36)^1/2
やはり重心までの距離ではなく,この平面に垂線を下ろさなければならない.
P2を通る平面
(x+2/4)+a(y+2/4)+b(z−2/4)+c(z−2/4)=0
はP1,P3を通るから
−1/4+a・3/4−b・1/4−c・1/4=0
1/4+a・1/4−b・3/4+c・1/4=0
a−b=0,−1+a+b−c=0
a,b,cは求められないが,a=b=c=1とすると,P0との距離は0となり,NG.
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