■ニュートン法(その2)

 3次以上の項を無視した2次近似式

  f(x)=f(x0)+f’(x0)(x−x0)+f”(x0)(x−x0)^2/2=0

を利用した逐次法がベイリー法である.

 ベイリー法はニュートン法より速く収束するが,反復回数は少ない代わりに2次導関数を計算する必要があるため,計算量が増すので,結局大差ないことになる.

 また,多変数関数の場合は,種々の改良を加えないとうまく収束しないことを付記しておきたい.

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