■基本単体の二面角(その160)

 A,D,Eの位数はその無限鏡映群の重さ1の点の数をf,cを重さとして,

  Γ=n!fΠc

で与えられる.

 |An|=n!・(n+1)=(n+1)!

 |Dn|=n!・4・2^n-3=2^n-1・n!

 |E6|=6!・3・2^3・3=72・6!

 |E7|=7!・2・2^3・3^2・4=8・9!

 |E8|=8!・1・2^2・3^2・4^2・5・6=192・10!

 ワイルの公式では,節点の重さはそれに隣接する節点の重さの1/2になっている.無限離散群にするために追加した節点をつける位置を変えてもよいのだろうか?

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[1]E6~=222であるか,321としたら,

1 2 3 4 3 2

・−・−・−・−・−・

      |

      ・2

  Γ=n!fΠc=2^5・3^2・6!>72・6!

[2]E7~=331であるか,421としたら,

1 2 3 4 5 4 3

・−・−・−・−・−・−・

        |

        ・2

  Γ=n!fΠc=2^6・3^2・5・7!>8・9!

[2]E8~=521の重みを変えたら,

1 2 3 4 5 6 5 4

・−・−・−・−・−・−・−・

          |

          ・2

  Γ=n!fΠc=2^7・3^2・5^2・8!>192・10!

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[まとめ]いずれの場合も位数は大きくなった.

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