■素数判定法の例外
【1】フェルマーの定理
素数pの倍数でない任意の数aを選ぶと,
a^p-1=1 (modp)
が成り立つ.
たとえば,p=17,a=3の場合
3^16=2532160・17+1
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【2】カーマイケル数
もし,この余りが1でなければ,最初に選んだpは素数ではないことになるというのはフェルマーの指数判定法である.この方法は素数であるための必要条件を効率的にチェックできるが,絶対的なものではなく,いくつかの合成数がパスしてしまう.
それがカーマイケル数である.最小のカーマイケル数は561=3・11・17であるが,2003年にアルフォード,グランヴィル、ポメランスはカーマイケル数は無限個あることを証明した.
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【3】例外のない素数判定法
エーデルマン・ポメランス・リュームリーの判定法などが知られている.
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