■完全無欠の擬似素数(その5)

 奇数n=p・q・r・・・がカーマイケル数であるのは,素因数pに対して

[1]p^2はnを割り切らない

[2]p−1はn−1を割り切る

が成り立つとき,かつ,そのときに限る.

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  561=3・11・17

がカーマイケル数であることを示すには,

[1]561≠0  (mod9)

[2]561≠0  (mod121)

[3]561≠0  (mod289)

[4]560=0  (mod2)

[5]560=0  (mod10)

[6]560=0  (mod16)

であることがいえればよいことになる.

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[まとめ](その3)の証明に比べ,かなり簡単になった.

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