■ウィア・フェラン泡(その48)
ねじれ重角錐,ねじれ重角錐台に移ろう.
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【1】ねじれ重角錐
n角錐の側面となる二等辺三角形(底辺1,高さb)を平面に投影した二等辺三角形の3辺の長さを(a,a,1),頂角を2θとする.1辺の長さが1の正n角形の
[1]中心−辺心間距離:1/2・cot(π/n)
[2]中心−頂点間距離:1/2・cosec(π/n)
(a,a,1)を[1]に対応するものとすると,[2]に対応するのは
a:a’=b:b’=[1]:[2]
a’=a[2]/[1],b’=b[2]/[1](
さらに
a”=(a+a’)/2=a(1+[2]/[1])
b”=(b+b’)/2=b(1+[2]/[1])
となって,重角錐のaの代わりに重角錐台ではa”をあてればよいことになる.
関係する頂点座標は
(a”cosθ,0,0)
((a”−a)cosθ,1/2,[1])
((a”−a)cosθ,−1/2,[1])
(−(a”−a)cosθ,0,[2])
asinθ=1/2→a=1/(2sinθ)
(acosθ)^2+(1/2・cot(π/n))^2=b^2
はそのまま利用できるが,外接球をもつための条件は
a”cosθ=([1]+[2])/2
となる.
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【2】ねじれ重角錐台
asinθ=1/2→a=1/(2sinθ)
(acosθ)^2+(1/2・cot(π/n))^2=b^2
(acosθ)^2=b^2−(1/2・cot(π/n))^2・・・[*]
内接球の半径をrとすると
b”・r=a”cosθ・(1+[2]/[1])・1/2・cot(π/n)→[*]より,rはbの関数
r/acosθ=1/2b・cot(π/n)→bの関数
x/a”cosθ+y/a”sinθ=1
にx=rを代入すると
y=a”sinθ(1−r/a”cosθ)→asinθ=1/2より,bの関数θ
x/a”cosθ+z/(1+[2]/[1])・1/2・cot(π/n)=1
にx=rを代入すると
z=(1+[2]/[1])・1/2・cot(π/n)(1−r/a”cosθ)→bの関数
関係する頂点座標は
(r,y,z)
((a”−a)cosθ,1/2,[1])
((a”−a)cosθ,−1/2,[1])
(−(a”−a)cosθ,0,[2])
また,外接球をもつための条件は
x^2+y^2+z^2=(1/2・cosec(π/n))^2+{(a”−a)cosθ}^2
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【3】まとめ
これらについて,s^3/v^2が最大になるのは双心のときかどうかを検討することになる.
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