■角柱と反角柱(その14)

 正20面体(3,3,3,3,3)

 ねじれ立方体(3,3,3,4,3)

 ねじれ12面体(3,3,3,5,3)

はそれぞれ正四面体,八面体,正二十面体を骨格として,ねじれ操作で構成することができる.

 もちろん,ねじれ立方体,ねじれ12面体はそれぞれ立方体,正十二面体を骨格として構成することもできるが,ここでは前者を考える.

===================================

【1】ねじれ立体解析

 これらは一般に(3,3,3,q,3)で表すことができるが,その際,ねじれ多面体のパラメータrは

  r^3−r^2−r−1−2cos2π/q=0

の解として計算することができる.

[1]q=3のとき

  r^3−r^2−r=0

  r^2−r−1=0

  q=3→r=1.618・・・=τ

[2]q=4のとき

  r^3−r^2−r−1=0

  q=4→r=1.839・・・

[3]q=5のとき

  r^3−r^2−r−1−τ=0

  q=5→r=1.943・・・

===================================