■角柱と反角柱(その11)
[参]乙部融朗「準正多体胞」
によると,断言しているわけではないが「ねじれ準正多胞体」は存在しないといえそうだと記されているが,
[参]Coxeter選集,Kaleidoscope
では,コンウェイ胞がantiprism,アリシア胞がsnub polytopeの節に分類されている.
正八面体の各辺を黄金分割した12点を取ると,それらは正20面体の頂点になる.この操作を4次元正24胞体の各胞をなす正八面体に施すと,24個の正20面体と120個(24+96)の正四面体に囲まれた「準正多胞体」ができる.この図形を「ねじれ正24胞体」と呼ぶことにする.・・・正八面体が正四面体に内包されているとみると,この操作をねじれ操作とみなすことはできるだろう.いずれにせよ,定義・流儀の違いに基づいているのだろう.
===================================