■デューラーの八面体の設計(その17)

 故・乙部融朗翁は

  正四面体→(ねじれ三角錐台)→正5胞体,正16胞体,正600胞体

  立方体→(ねじれ四角錐台)→正8胞体

  正12面体→(ねじれ五角錐台)→正120胞体

を介して

  C=av+be+cf+2

のような正多胞体の面数公式を得ている.+2は黒体と白体である.

 氏はこのアイデアの斬新さに自信をもっているとみえて,稿の最後を

That is one small step for a Idea, but one giant leap for topological solution.

と締めている.アポロで月面着陸したアームストロング船長の言葉の改変である.

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