■ウィア・フェラン泡(その2)
2005年当時は,ウィアの12面体・14面体のデータは持ち合わせていないので想像で作るしかなかった.おそらく,天地面は正六角形ではないだろうし,そうなると五角形面も1種類ではないことになるが,模型ですから精確さよりも単純さ,計算のしやすさ,作りやすさを優先させた.すなわち,些細な点には目をつぶることにしたのである.
データがあればそれに基づいて最適平面近似は可能ですが,もともとが曲面ですからある程度のところで妥協するしかなかった.いまは,
http://www.steelpillow.com/polyhedra/wp/wp.htm
のデータが利用できる.
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【1】五角十二面体の計量
五角面の頂点をABCDEとする.
AB=BC=DE=EA=4.81138
CD=6.2996
∠A=121.587°
∠B=∠E=106.602°
∠C=∠D=102.604°
底辺をまたぐ二面角は126.869°
したがって,切稜角は(180−126.869)/2
それ以外の二面角は113.58°
と計算される.
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