■n次元平行多面体数(その187)

 E8充填形で,正軸体の1つおきの胞に正単体が続き,他の半分の胞は正軸体同士が接する.格子点として1つの格子点を中心にその隣(距離1)の240個の頂点を結んでできる8次元の「亜正多面体」は正単体が17280個,正軸体が2160個から構成される.

 もう一度確認しておきたいのであるが,いま考えている8次元図形の表面は

  17280個のα7と2160個のβ7

である.

 したがって,この8次元図形は

  17280個のα8と2160個のβ8の1/2

からなっている.

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 (その186)では

9(OE)+O

=9(0,−2/48,−2/48,−2/48,1/48,1/48,1/48,1/48)+(1/2,8/48,8/48,・・・)

=(1/2,−10/48,−10/48,−10/48,17/48,17/48,17/48,17/48)

としたが,

8(OE)+E

=8(0,−2/48,−2/48,−2/48,1/48,1/48,1/48,1/48)+(1/2,6/48,6/48,6/4,9/48,9/48,9/48,9/48)

=(1/2,−10/48,−10/48,−10/48,17/48,17/48,17/48,17/48)

でも同じことである.ここには正単体はこないことになる.

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