■n次元平行多面体数(その178)
4次元格子52種類は
グラフ格子17種類(K5など)
残りの4次元格子35種類(111+,111−など)
からなる.これらはボロノイ細胞に相当するものである.
また,4次元格子に対するドローネー細胞は19種類ある.=4次元のL-polytopeは19種類(4次元単体,4次元立方体などグラフ格子型16種類,巡回多面体,正軸体を底面とする角錐・重角錐など残り3種類,計19種類)
[1]Erdahl, Ryshkov: The empty sphere, Can J Math 39(1987), 794-824
は主にグラフ格子型16種類
[2]Ryshkov, Erdahl: The empty sphere part II, Can J Math 40(1988), 1058-1073
は主に残り3種類についての論文である.
R
[3]L-type domain=primitive
1,2,3次元→1
4次元→3
5次元→221
とあるところをみる バラノフスキーとリシュコフの221(1973年)がのちにエンゲルによって222に修正される前の論文ということになる.
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[まとめ]グラフ理論的にある程度の結果が得られている,高次元ではそれだけでは分類が完遂されないことも確かである.
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