■タイル,タイル,タイル(その3)
立方体の頂点,辺心,面心を体心と結ぶ.この斜交3軸からは3つの菱形が生まれ,それらを組み合わせることによって10個の平行六面体が構成される.
菱形12面体の頂点,辺心,面心を体心と結ぶ.この斜交4軸からは6つの菱形が生まれ,それらを組み合わせエウことによって何個かの平行六面体が構成される.このとき4種類の平行六面体が組み合わさって,平行12面体を構成する.
一般に任意のn本の座標軸からは,平行6,12,20,・・・,(n−1)n面体がすべて得られ,それらはより小さい菱形多面体の組み合わせになっている.
このうち,平行6面体と平行12面体は単独で空間を埋め尽くすが,20面体以上ではそうはならない.たとえば,平行72面体は空間充填多面体ではない.
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菱形立方八面体の18枚の正方形の中心を結ぶ9本の対称軸からは3つの菱形(90°−90°,60°−120°,45°−135°)が生まれ,それらを組み合わせることによって11個の平行六面体が構成される.さらに,12個の平行12面体,何個かの20,30,42,56,72面体(切頂立方八面体)が構成される.
13本の対称軸からは平行156面体が見られる.
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