■とある学会にて(その3)
(その1)(その2)を補足しておきたい.
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たとえば,正600胞体{335}={335}(1000)は正四面体{33}が各稜の周りに5個配置された正多胞体である.このとき,各頂点の周りには正四面体が20個配置されている.
(335}(0100)は正600胞体を各稜の中点を通るように切頂してできる準正多胞体であって,各頂点の周りには
(35}(100)・・・正20面体2個
(33}(010)・・・正8面体5個
が一定の状態で集まることになる.
4次元に限らず,一般のn次元において,このような計算を簡単に行えるのが「ワイソフ算術」である.
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