■n次元平行多面体数(その54)
(その50)の式
n!>3^n−1
はnが6以上では成り立つが,n=5では成り立たない.
また,左辺は頂点の置換数と考えられるが,右辺はΣfkである.頂点のみを考えるならば
正単体;(n+1)!
正軸体;2^nn!
となる.
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P=Qの証明もうまくいかないが,P×Q=R×Sもなおさらである.ここでは三角形と四角形と五角形の直積を考えてみたい.
{3}(10)=(3,3,1,0)
{4}(10)=(4,4,1,0)
{5}(10)=(5,5,1,0)
[1]{3}(10)×{4}(10)×{5}(10)
{3}(10)×{4}(10)=(12,24,19,7,1,0)
f0=3・4=12
f1=3・4+3・4=24
f2=3・1+3・4+1・4=19
f3=3・0+3・1+1・4+0・4=7
{3}(10)×{4}(10)×{5}(10)
(12,24,19,7,1,0)×(5,5,1,0,0,0)
f0=12・5=60
f1=12・5+24・5=180
f2=12・1+24・5+19・5=227
f3=12・0+24・1+19・5+7・5=154
f4=12・0+24・0+19・1+7・5+1・5=59
f5=12・0+24・0+19・0+7・1+1・5+0・5=12
[2]{3}(10)×{}(1)×{5}(10)×{}(1)
{3}(10)×{}(1)={6,9,5,1,0,0)
{5}(10)×{}(1)={10,15,7,1,0,0)
f0=6・10=60
f1=6・15+9・10=180
f2=6・7+9・15+5・10=227
f3=6・1+9・7+5・15+1・10=154
f4=6・0+9・1+5・7+1・15+0・10=59
f5=6・0+9・0+5・1+1・7+0・15+0・10=12
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