■正五角形の面積を等分する(その1)
正五角形の面積を2等分することを考える.頂点と対辺の中点を結ぶ線分
1+cos36°=(5+√5)/4=1.80902・・・
と2辺に直交する円弧との比較になるものと思われる.
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正五角形の頂点の座標を
(cos2kπ/5,sin2kπ/5)
とする.正五角形の面積は,
S=5sin36°cos36°
P1P2とP3P4に直交する円弧の中心を(−c,0)にとる.中心はP1P2とP3P4の延長の交点になるから,円弧の頂角は36°であるから,
c=2cos^218°+cos36°=1+2cos36°
h=c−cos36°=1+cos36°
πr^2/10−hsin36°=S/2
πr^2/10−(1+cos36°)sin36°=5/2・cos36°sin36°
πr^2/10=7/2・cos36°sin36°+sin36°
=(15+7√5)/8・sin36°
r=2.67746・・・
求めたい弧長は
πr/5=1.68229・・・
これは頂点と対辺の中点を結ぶ線分より短いことがわかる.辺の長さ2sin36°で基準化すると
πr/(10sin36°)=1.43105・・・
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