■正方形の面積を等分する(その1)
(Q)正方形を最短長線で2等分せよ.
(A)底辺に垂直な線で2等分すると垂線の長さは1,対角線で2等分すると長さは√2となる.一方,正方形を次々に辺について反転させて1頂点のまわりに4個集めて正方形を作る(面積4).そして,正方形の中心を中心とする円でこの面積を2等分する.円の半径をxとすると
πx^2=2
x=(2/π)^(1/2)=0.797885・・・
したがって,円弧の長さは
π/2(2/π)^(1/2)=(π/2)^(1/2)=1.25331・・・
すなわち
1<(π/2)^(1/2)<√2
となり,垂線よりこのほうが長いことがわかる.
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