■ある無限級数(その23)
τn=(12log2/π^2)・logn+C+O(n^-1/6+ε)
C=6ln2/π^2・{3ln2+4γ−24π^-2ζ’(2)−2}−1/2=1.4670780794
を証明したのは
Porter JW: MathematiKa 22(1975),20/28
である.この公式の値と正確な値との比は,nが大きくなるにつれては1に近づく.
γはオイラーの定数:0.577・・・
ζ’(2)はゼータ関数の導関数の2における値
ひとつの公式にこれほどいろいろな数学定数がはいってくる問題は,そう簡単には見つからないだろう.
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