■ある無限級数(その18)

 ユークリッドの互除法は,有限回の割り算で終了するが,n÷mにおいて,nを一定にしておいて,それより小さいすべてのmについて割り算の実行回数の平均を取ると,だいたい,

  (12log2/π^2)・logn+1.467

になるといわれている.また,1.467にはζ’(2)やγが関係しているという.

 余談であるが,

Σ1/k2^k=log2

Σ1/k^22^k=π^2/12−1/2・(log2)^2

との類似性が気に掛かるところである.これらにもζ’(2)やγが関係しているのだろうか?

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