今月，千葉で開催された形の科学会の海野啓明先生（仙台高専）の抄録を読むと，リンゴの皮むき曲線はＳ字の中央部付近はオイラーのらせんによく似ているものの，きつく巻かれた部分はアルキメデスのらせんに似ていて，単純ではないという．

　抄録では，一定の幅でむいたリンゴの皮幅を細くすればするほどコルニュの螺線に漸近するという２０１２年のバルトルディとアンリークの論文をもとに，オイラーのらせんやアルキメデスのらせんとの比較を試みている．

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