■n次元平行多面体数(その42)
ここでは2つの三角形の直積α2×α2からなる4次元多面体について考えてみたい.
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α2→f=(3,3,1,0)
α2→f=(3,3,1,0)
であるから,
f0=3・3=9
f1=3・3+3・3=18
f2=3・1+3・3+1・3=15
f3=3・0+3・1+1・3+0・3=6
ファセットは6個あり,三角形の1辺×三角形という形になっているので,これは三角柱である.任意の2つのファセットの共通部分は三角形×頂点または辺×辺のいずれかであって,ファセットは必ず2次元の共通部分をもつ.つまり,どのファセットも隣り合っていることを意味している.
逆にこの双対多面体(6頂点からなる4次元多面体)はどの2つの頂点も隣り合っていることになる(2近傍的).単体以外にこのような多面体が存在することは,3次元ではあり得ない現象である.
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[まとめ]d次元巡回多面体は[d/2]近傍的で,すなわち,頂点数nのd(≧4)次元巡回多面体のグラフは,完全グラフKnになる.辺数はn(n−1)/2.しかし,3次元の巡回多面体の辺数はn(n−1)/2を満たさない.
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