■142857(その51)
保型数を拡張する方向としては、一つには次数を大きくすること(k乗保型数),もう一つにはk倍保型数になります.前者は有名なフェルマーの問題,後者はk倍完全数からの類推です.
k乗保型数はともかくとして,k倍保型数はほぼ網羅できたと思います.
a0=729=27^2=3^2・9^2
a1=71289=267^2=3^2・89^2
a2=7112889=2667^2=3^2・889^2
a3=711128889=26667^2=3^2・8889^2
a4=71111288889=266667^2=3^2・88889^2
a5=7111112888889=2666667^2=3^2・888889^2
は9倍保型数であったというわけです.
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