■完全数と親和数の公式(その19)

 すべての偶数の完全数は

  2^p-1(2^p−1)

で表されます(ユークリッド).これは

  2^p(2^p−1)/2=N(N−1)/2

と書き直すことができますから,三角数であることがわかります.

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 しかしながら,

[1]四面体数n(n+1)(n+2)/6

[2]五胞体数n(n+1)(n+2)(n+3)/24

[3]六房体数n(n+1)(n+2)(n+3)(n+4)/120

[4]四角錐数n(n+1)(2n+1)/6

はn(n+1)/2を因数にもつものの,N(N−1)/2の形にはならないので三角数とはいえないようです.

n(n+1)(n+2)(n+3)/24

=(n^2+3n)(n^2+3n+2)/24

なるもののN(N−1)/2の形にはならないからです.

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