■置換多面体の空間充填性(その485)

 {3333}(10001)の上三角部について調べてみたい.

  f=(30,120,210,180,62)

  正三角形面120,正方形面90

  正四面体60,三角柱120

  5胞体12,四面体柱30,{33}(01)×{33}(10)20

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 f1=120

辺上の三角形

  g2=3・f2/f1=3・120/120=3

辺上の正方形  

  g2=4・f2/f1=4・90/120=3

辺上の四面体

  g3=6・f3/f1=6・60/120=3

辺上の三角柱

  g3=9・f3/f1=9・120/120=9

辺上の5胞体

  g4=10・f4/f1=10・12/120=1

辺上の四面体柱

  g3=16・f4/f1=16・30/120=4

辺上の{33}(01)×{33}(10)

 三角形(3,3,1,0)と三角形(3,3,1,0)の直積を計算すると,

[1]k=0:v=3・3=9→(3)と(3)の逆順の積和

[2]k=1:e=3・3+3・3=18→(3,3)と(3,3)の逆順の積和

[3]k=2:f=3・1+3・3+1・3=15→(3,3,1)と(3,3,1)の逆順の積和

[4]k=3:c=3・0+3・1+1・3+0・3=6→(3,3,1,0)と(3,3,1,0)の逆順の積和

 すなわち頂点数18であるから

  g3=18・f4/f1=18・20/120=3

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 f2=210=120+90=f23+f24

 したがって,三角形上の正四面体に関しては

  g3=4・f3/f2=4・60/120=2

三角形上の三角柱に関しては

  g3=2・f3/f2=2・120/120=2

正方形上の三角柱に関しては

  g3=3・f3/f2=3・120/90=4  (OK)

となる.

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 f3=180=60+120

 したがって,正四面体上の正5胞体に関しては

  g3=5・f3/f2=5・12/60=1

正四面体上の四面体柱に関しては

  g3=2・f3/f2=2・30/60=1

 三角柱上の四面体柱に関しては,三角柱が4個含まれるとして計算すると

  g3=4・f3/f2=4・30/120=1

 三角柱上の{33}(01)×{33}(10)に関しては,三角柱がx個含まれるとして計算すると

  g3=x・f3/f2=x・20/120=1

  x=6であるが,そのへんを見積もるのは難しそうである.

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