■朝鮮サイコロの出目の確率(その4)

 (その2)の計算で参考にした論文を探し出して再検討.その論文は立方八面体で確率計算を行ったものであった.

===================================

 立方八面体では辺の長さがすべて等しいので,辺の長さを無視することができ計算は簡単になる.それを私が(怪しげな物理的議論を加えて)辺の長さが等しくない場合にmodifyしたようだ.

  P4=L46(H46−H4)/{L46(H46−H4)+L46(H46−H6)+2L66(H66−H6)}

において,立方八面体(三角形)にするためにL66=0とおいてみると

  P4=(H46−H4)/{(H46−H4)+(H46−H6)}

となって,参考文献の値と一致する.

 この怪しげな式もあながち間違いではないのかもしれない.

===================================