■置換多面体の空間充填性(その415)

 (その407)−(その411)をf2情報を考慮してやり直してみる.

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[1]{3,3,3}(1100)

 頂点数は4,面数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,3}(100)1個→(1331),1個

  {3}(00)×{}(1)0個→(1000),1個

  {}(0)×{3}(11)0個→(1000),3個

  ()×{3,3}(110)3個→(1000),3個

1,

3,1

3,0,3

1,0,0,3

1列目:三角形面3

3列目:六角形面3

  f2=(3/3+3/6)・f0=30  (OK)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[2]{3,3,4}(1100)

 5面からなる図形で,頂点次数は5であるからその頂点数は5である.これは四角錐と思われ,その辺数は8である.

  {3,4}(100)1個→(1441)1個

  {4}(00)×{}(1)0個→(1000)1個

  {}(0)×{3}(11)0個→(1000)4個

  {3,3}(110)4個→(1000)4個

4,1

4,0,4

1,0,0,4

1列目:三角形面4

3列目:六角形面3

  f2=(4/3+4/6)・f0=96  (OK)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[3]{3,3,3}(0110)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,3}(110)2個→(1331),2個

  {3}(10)×{}(0)0個→(1210),1個

  {}(0)×{3}(01)0個→(1000),1個

  ()×{3,3}(010)2個→(1000),2個

2,−1

6,−2

6,−1,1

2,0,0,2

1列目:三角形面2,六角形面4

2列目:三角形面−1

3列目:三角形面1

  f2=(2/3+4/6)・f0=40  (OK)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[4]{3,3,4}(0110)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,4}(110)2個→(1331)2個

  {4}(10)×{}(0)0個→(1210)1個

  {}(0)×{3}(01)0個→(1000)1個

  {3,3}(011)2個→(1000)2個

2,−1

6,−2

6,−1,1

2,0,0,2

1列目:四角形面2,六角形面4

2列目:四角形面−1

3列目:三角形面1

  f2=(1/3+1/4+4/6)・f0=120  (OK)

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[まとめ]これで「正方形が何枚,6角形が何枚」といったように形状を区別して数える幾何学も目途が立ったことになる.

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