■基本単体の直角三角錐分割(その11)

 (その8)はいずれも(1/√3,√(2/3),1,1,2/√3,√2)となって,合同であることがわかった.√3をかけると

 (1,√2,√3,√3,2,√6)

 正八面体の基本単体は

  P0(0,0,0)

  P1(1,0,0)

  P2(1,√(1/3),0)

  P3(1,√(1/3),√(2/3))

であるから,

  (1, 1/√3,√(2/3),2/√3,√2,1)

となって,(その8)の三角錐に等しいことがわかる.

 すなわち,正八面体の1/16から正八面体の基本単体を差し引いた形てあって,正八面体を基本単体で48等分にしたわけである.

===================================

[まとめ]そうであれば,立方体の1/6(テトラドロン)を基本単体で8等分,立方体を基本単体で48等分,正四面体の1/6を基本単体で4等分,正四面体を基本単体で24等分することも考えられるところである.

===================================