■置換多面体の空間充填性(その383)
ワイソフコードは3部構成になっている.
[1]最初の1から最後の1までの間
[2]最初の1まで
[3]最後の1以降
(その382)は大幅に簡素化できるようである.これで,局所幾何学の手順をコンピュータにインプリメントするのが容易になった.
===================================
[1]の置換則
(11)→(11)
(101)→(121)
(1001)→(1331)
(10001)→(14641)
(100001)→(1,5,10,10,5,1)
すなわち,0を(m+1,k+1)に置換する.
[2]の置換則
(1)→(1)
(01)→(21)
(001)→(331)
(0001)→(4641)
(00001)→(5,10,10,5,1)
すなわち,0を(m+1,k+1)に置換する.
[3]の置換則
[a]正単体の場合
(11)→(11)
(10)→(12)
(100)→(133)
(1000)→(1464)
(10000)→(1,5,10,10,5)
すなわち,0を(m+1,k+1)に置換する.
[b]正軸体の場合
(11)→(11)
(10)→(12)
(100)→(144)
(1000)→(1,6,12,8)
(10000)→(1,8,24,32,16)
すなわち,0を(m,k)2^m-kに置換する.
===================================