■置換多面体の空間充填性(その368)

 4次元の正単体と正軸体の場合を比較したい.

===================================

[1]{3,3,4}(0010)

 5面からなる図形で,頂点次数は6であるからその頂点数は6である.これは三角柱と思われ,その辺数は9である.

  {3,4}(010)3個→(1441)3個

  {4}(10)×{}(0)0個→(1210)3個

  {}(0)×{3}(00)0個→(1000)1個

  {3,3}(001)2個→(1441)2個

3,−3,1

12,−6,0

12,−3,0

3,0,0,2

[1]{3,3,3}(0010)

 頂点数6かつ面数5の図形を考える.これは三角柱と思われ,その辺数は9である.

  {3,3}(010)3個→(1441),3個

  {3}(10)×{}(0)0個→(1210),1個

  {}(0)×{3}(00)0個→(1000),3個

  ()×{3,3}(001)2個→(1000),2個

3,−3,1

12,−6,0

12,−3,0

3,0,0,2

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[4]{3,3,4}(0001)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4である.これは正四面体と思われ,その辺数は6である.

  {3,4}(001)4個→(1331)4個

  {4}(01)×{}(0)0個→(1210)6個

  {}(1)×{3}(00)0個→(1100)4個

  {3,3}(000)0個→(1000)1個

4,−6,4,−1

12,−12,4,0

12,−6,0,0

4,0,0,0

[2]{3,3,3}(0001)

 頂点数4,面数4の3次元図形を考えると四面体であるから,辺数は6.

  {3,3}(001)4個→(1331),4個

  {3}(01)×{}(0)0個→(1210),6個

  {}(1)×{3}(00)0個→(1100),4個

  {3}(000)0個→(1000),3個

4,−6,4,−3

12,−12,4,0

12,−6,0

4,0,0,0

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[3]{3,3,4}(0011)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,4}(011)3個→(1331)3個

  {4}(11)×{}(0)0個→(1210)3個

  {}(1)×{3}(00)0個→(1100)1個

  {3,3}(001)1個→(1000)1個

3,−3,1

9,−6,1

9,−3,0

3,0,0,1

[3]{3,3,3}(0011)

 頂点数は4,面数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,3}(011)3個→(1331),3個

  {3}(11)×{}(0)0個→(1210),3個

  {}(1)×{3}(00)0個→(1100),1個

  ()×{3,3}(001)1個→(1000),1個

3,−3,1

9,−6,1

9,−3,0

3,0,0,1

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[4]{3,3,4}(0101)

 5面からなる図形で,頂点次数は6であるからその頂点数は6である.これは三角柱と思われ,その辺数は9である.

  {3,4}(101)2個は→(1441)2個

  {4}(01)×{}(0)0個→(1210)1個

  {}(1)×{3}(01)2個→(1100)2個

  {3,3}(010)1個→(1000)1個

2,−1

8,−4

8,−1,2

2,0,2,1

[4]{3,3,3}(0101)

 5面からなる図形で,頂点次数は6であるからその頂点数は6である.これは三角柱と思われ,その辺数は9である.

  {3,3}(101)2個→)1441),2個

  {3}(01)×{}(0)0個→(1210),1個

  {}(1)×{3}(01)2個→(1100),2個

  {3,3}(010)1個→(1000)1個

2,−1

8,−2

8,−1,2

2,0,2,1

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[5]{3,3,4}(1011)

 5面からなる図形で,頂点次数は5であるからその面数は5である.これは四角錐と思われ,その辺数は8である.

  {3,4}(011)1個→(1331)1個

  {4}(11)×{}(1)2個→(1210)2個

  {}(1)×{3}(10)1個→(1100)1個

  {3,3}(101)1個→(1000)1個

3,2

3,4,1

1,2,1,1

[5]{3,3,3}(1011)

 5面からなる図形で,頂点次数は5であるからその頂点数は5である.これは四角錐と思われ,その辺数は8である.

  {3,3}(011)1個→(1331)1個

  {3}(11)×{}(1)2個→(1210)2個

  {}(1)×{3}(10)1個→(1100)1個

  {3,3}(101)1個→(1000)1個

3,2

3,4,1

1,2,1,1

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

[6]{3,3,4}(0111)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4である.これは三角錐と思われ,その辺数は6である.

  {3,4}(111)2個→(1331)2個

  {4}(11)×{}(0)0個→(1210)1個

  {}(1)×{3}(01)1個→(1100)1個

  {3,3}(011)1個→(1000)1個

2,−1

6,−2

6,−1,1

2,0,1,2

[6]{3,3,3}(0111)

 4面からなる図形で,頂点次数は4であるからその頂点数は4,辺数は6である.

  {3,3}(111)2個→)1331)2個

  {3}(11)×{}(0)1個→(1210)1個

  {}(1)×{3}(01)1個→(1100)1個

  {3,3}(011)1個→(1000)1個

2,−1

6,−2

6,−1,1

2,0,1,1

===================================

[まとめ](0011),(0101),(1011),(0111)では一致した.

 (1001),(1010),(1101),(1110),(1111)でも一致している.

===================================