■置換多面体の空間充填性(その339)

 切稜面の交差についてまとめておきたい.3次元の場合は,2次元面であるから

  (101)2個が点同士で交差する

  (111)1個(交差しない)

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 4次元では,切稜面は3次元面であるから

  (1001)3個が線同士で交差する

  (1011)2個が点同士で交差する

  (1101)1個(交差しない)

  (1110)1個(交差しない)

と思われる.しかし,切稜面同士は2次元面では交差しないのだろうかという疑問が残る.

 切2次元面(3次元面)についても

  (1001)3個が線同士で交差する・・・?

  (1011)0個

  (1101)1個(交差しない)

  (1110)0個(交差しない)

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[1](11・・・11)では,頂点図形がn−1次元正単体になる.

[2](10・・・01)では,頂点図形がn−1次元正軸体になる.

[3]正単体系の(0・・0110・・0)では,頂点図形のがn−1次元正単体になる.

[4]正単体系の(0・・010・・0)では,頂点図形がn−1次元の何に相当するのかよくわからない.

[5](1・・・10),(01・・・1)では,頂点図形がn−1次元の単体になる.

 また,正単体切頂切稜型のペトリー多面体(10・・・01)の頂点に集まるk次元面は

  (n−1,k)2^k

で計算できる.

 (11・・・11)では,頂点図形がn−1次元正単体になる.したがって,頂点に集まるk次元面数は

  (n,k)

となる.

 このことから,それがわかればよいのであるが,・・・

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