■乙部融朗遺稿集(その21)

 乙部先生の遺稿集の印刷が完了,諸賢諸氏に配布した.

 それで,原稿を読み直してみたのであるが,

[1]正四面体→メランコリア八面体(三角反角錐台)

[2]立方体→四角反角錐台

[3]正12面体→正20面体(五角反角錐台)

の発想がよくわからない.

 正120胞体が4次元の万有多面体であり,そのなかに他のすべての正多胞体を内包できることと関係しているのであろうか? 年末まで時間はあるので,ゆっくり読んでみたい.

 なお,菅原民生先生の高次元の中心切断形を求める作業は,n単体とk単体との直積の多面体について、その各次元の面を数えるという作業であった.n角柱は,n角形と線分との直積であるら,その拡張を扱っていることになるのだろう.

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