■n次元角錐の高さ(その7)
証明を見る限り,角錐の頂点と角柱の底面の頂点が同じ球面上に存在することはいずれの場合もまったく同じであって,高次元人にとっては自明といってもよいようだ.
数学的に問題になるのは,むしろ存在可能性であって,結論を先にいうと
[1]三角柱と三角錐版は次元に限らず存在可能で,同一球面上にあることが成り立つ.
[2]四角柱と四角錐版は4次元まで存在可能で,同一球面上にあることが成り立つ.
[3]五角柱と五角錐版は3次元まで存在可能で,同一球面上にあることが成り立つ.
[4]六角柱と六角錐版は3次元でも存在不可能である.
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