三角数Tn=S(1,n)=Σk=n(n+1)/2である.これを拡張する方向としては,一つには指数を大きくすること,もう一つには図形数としての次数を増すことである.
前者は
S(1,n)=Σk=n(n+1)/2
S(2,n)=Σk^2=n(n+1)(2n+1)/6
S(3,n)=Σk^3=n^2(n+1)^2/4
S(4,n)=Σk^4=n(n+1)(2n+1)(3n^2+3n-1)/30
S(5,n)=Σk^5=n^2(n+1)^2(2n^2+2n-1)/12
S(6,n)=Σk^6=n(n+1)(2n+1)(3n^4+6n^3-3n+1)/42
S(6,n)=Σk^7=n^2(n+1)^2(3n^4+6n^3-n^2-4n+2)/24
後者は
三角数:n(n+1)/2
四角数:n(2n-0)/2=n^2
五角数:n(3n-1)/2
六角数:n(4n-2)/2=n(2n-1)
七角数:n(5n-3)/2
八角数:n(6n-4)/2=n(3n-2)
・・・・・・・・・・・・・
たとえば,六角数をHnとすると
Hn=4Tn-1+n=2n(n-1)+n=n(2n-1)
が成り立つ.
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