■トーラス面上の双対図形(その1)
【1】種数g表面上の正則平面グラフ
Kvが平面的であるならば,q=v−1,e=v(v−1)/2.
f=2−2g+e−v=2−2g+v(v−1)/2−v
また,各面は少なくとも3つの辺をもたなければならないから,
3(2−2g+v(v−1)/2−v)=3f≦2e=v(v−1)
正則正則平面グラフであるためには
3(2−2g+v(v−1)/2−v)=v(v−1)
g=(v−3)(v−4)/12
この方程式には解が無数にあるが,
g=0 → K4
g=1 → K7
g=6 → K12
すなわち,
[1]球面上のK4
[2]トーラス面上のK7
[3]種数6表面上のK12
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【2】セイザー(チャサール)の多面体
トーラスと同相で,面がすべて三角形,したがって対角線をもたない.
頂点は7で,辺のなすグラフはK7である.
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