■平方数生成集合(その8)
{1,3,8,120}は,どの2つを掛け合わせて1を加えても平方数になる.
1・3+1=4=2^2
1・8+1=9=3^2
1・120+1=121=11^2
3・8+1=25=5^2
3・120+1=361=19^2
8・120+1=961=31^2
どれもn^2−1型であるが,ここでは2乗して1を加えると平方数の2倍になる素数を紹介したい.
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q^2+1=2k^2
となる素数qで,最小の素数はq=7である.
7^2+1=2・5^2
41^2+1=2・29^2
239^2+1=2・169^2
9369319^2+1=2・6625109^2
このような数はいまのところ12個わかっていて,いずれも
q={(1+√2)^p+(1−√2)^p}/2
p=3,5,7,19,29,47,59,163,257,421,937,947
に対するqである.
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