■テトラドロンのもうひとつの2等分(その17)

[1]ミンコフスキー結晶:胞数2(2^n−1)の準正多胞体

[2]BCC結晶:胞数2^n+2nの準正多胞体

[3]FCC結晶:胞数2n(n−1)の準正多胞体の双対(非準正多胞体)

[4]HCP結晶:胞数n(n+1)の準正多胞体の双対(非準正多胞体)

の比較をしてきたが,

[1][2]はn=3のとき一致する.

[3][4]もn=3のとき一致する.

 これらは3次元の特殊性と物語るものであるが,多面体のオーバーラップ

  (3,3}(100)={3,4}(010)

  (3,3}(010)={3,4}(101)

  (3,3}(111)={3,4}(110)

  (3,3,4}(1000)={3,4,3}(0100)

  (3,3,4}(0100)={3,4,3}(1010)

  (3,3,4}(1110)={3,4,3}(1100)

のシュレーフリ記号,ワイソフ記号の一致もあたりにリンクして起こっているのではなかろうか?

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