■同値な問題(その4)
[Q]周長と面積が等しい長方形を求めよ.
[A]p×qの長方形を考える.周長2(p+q),面積pqより
pq=2(p+q)
(p−2)(q−2)=4
で,この条件を満たす(p,q)の組は(3,6),(4,4),(6,3)の3通りしかありません.
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同値ではないが,類似の問題をひとつ.直方体の3辺(a,b,c)の和a+b+cが等しく,体積abcも等しい3通りの異なる直方体を求めよという問題はクリスマス・リボン問題と呼ばれているらしい.
この問題の最小解は39である.
39=4+15+20,4・15・20=1200
39=5+10+24,5・10・24=1200
39=6+8+25,6・8・25=1200
4通りの異なる直方体を求めよという問題の答えは,118である.
118=14+50+54,14・50・54=37800
118=15+40+63,15・40・63=37800
118=18+30+70,18・30・70=37800
118=21+25+72,21・25・72=37800
5通りの異なる直方体を求めよという問題の答えは,981である.
981=6+480+495,6・480・495=1425600
981=11+160+810,11・160・810=1425600
981=12+144+825,12・144・825=1425600
981=20+81+880,20・81・880=1425600
981=33+48+900,33・48・900=1425600
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