■分割数の母関数(その5)
ハーディ・ラマヌジャンの定理
p(n)〜1/4n√3・exp(c√n)
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オイラーの5角数定理を用いると,分割関数に対する再帰関係式
Σp(n-j(3j±1)/2)(-1)^j=0
p(n)=p(n-1)+p(n-2)-p(n-5)-p(n-7)+p(n-12)+・・・
が得られます.これより
p(0)=1,p(1)=1,p(2)=2,p(3)=3,p(4)=5,p(5)=7,p(6)=11,
p(7)=15,p(8)=22,p(9)=30,p(10)=41,p(11)=56,p(12)=77,・・・
を効率的に計算することができます.
ここで,p(n)はオイラーの分割関数とも呼ばれますが,定義が簡単そうにみえるにも関わらず,分割数を表す簡単な公式はありません.p(n)の正確な公式は,ラーデマッハーの公式(1937年)
p(n)=1/π√2ΣAk(n)k^(1/2){d/dxsinh(π(2/3(x-1/24))^(1/2)/(x-1/24)^(1/2))
によって与えられます.ここで,Ak(n)は1の24乗根をもちいて明示的に与えることができます.
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