■指数ディオファントス方程式(その4)
コラッツ予想は
2^n=3m+1
を問うものであったが,ここでは
2^n=3^m−1
考える.
カタラン予想と関係したこの方程式には
(n,m)=(1,1),(3,2)
以外の整数解をもたないことが知られている.
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3^n=2^m−1
では,(n,m)=(1,2)は唯一の解である.
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m,n≧2かつ3^m-2^n=+/-1
[1]3^m-2^n=-1ならば2^n=1(mod3)→nは偶数
3^m=2^2k-1=(2^k+1)(2^k-1)
2^k-1=3^m',2^k+1=3^(m-m')
差をとれば2=3^m'(3^(m-m')-1),m'=0,k=1,n=2,m=1→仮定に反する
[2]3^m-2^n=1
n=2の場合は不可能であるからn≧3と仮定する→3^m=1(mod8)→mは偶数
2^n=3^2k-1=(2^k+1)(2^k-1)
3^k-1=2^n',3^k+1=2^(n-n')
差をとれば2=2^n'(2^(n-n')-1),n'=1,n=2n'+1=3, m=2
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[Q]2のベキ乗と3のベキ乗の差が1になるのは2と3,4と3,8と9だけである。
[A]n≦2に対する方程式3^m=2^n+/-1の解は(m,n)=(1,1),(1,2)は明らかなので、示すべきはn≧3に対する方程式3^m=2^n+/-1の解が(m,n)=(2,3)だけということである。
8を法とする2のベキ乗の列は2,4,8,・・・→2,4,0,0,0,・・・
8を法とする3のベキ乗の列は3,9,27,・・・→3,1,3,1,3,・・・
したがって、3^m=2^n+/-1かつn≧3ならば、m≧2は偶数なので、mは8を法として1と合同なので3^m=2^n+1である。
しかし、m=2k≧2が偶数ならば
3^m-1=3^2k-1=(3^k+1)(3^k-1)=2^n
(3^k+1)と(3^k-1)はともに2のベキ乗で、その差は2である。
すると(3^k+1)=4と(3^k-1)=2となって、(m,n)=(2,3)→3^2=2^3+1が得られる
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