■置換多面体の空間充填性(その314)
今回のコラムでは(その307)をやり直してみたい.
===================================
[1]{3,3,3,3,4}(0,0,1,0,0,0)
頂点回りには
{3,3,3,4}(0,1,0,0,0)3個・・・頂点数40
{3,3,3,3}(0,0,1,0,0)8個・・・頂点数20
である.
f5=(3/40+8/20)f0
f0=160より,f5=12+64=76 (OK)
頂点次数は18であるから,頂点数18,4次元面数は11である.
次はf4の番であるが,
{3,3,4}(1,0,0,0)3個 ・・・頂点数8
{3,3,3}(0,1,0,0)と{3,3,3}(0,0,1,0)あわせて36個・・・頂点10
f4=(3/8+36/10)・f0=159f0/40=636
次はf3の番であるが,
{3,3}(0,0,1)と{3,3}(1,0,0)あわせて30個・・・頂点数4
{3,3}(0,1,0)36・・・頂点数6
f3=(30/4+36/6)・f0=27f0/2
次はf2の番であるが,
{3,3}(0,1)と{3,3}(1,0)あわせて54個
f2=(54/3)・f0=18f0
===================================
この状況が正しい仮定して,5次元角錐とすると,・・・
V=v+1=18→v=17
E=e+v=54→e=37
F=f+e=66→f=29
C=c+f=39→c=10
G=1+c=11→OK
ワイソフ情報から,直接
頂点に集まる1次元面数は18
頂点に集まる2次元面数は54
頂点に集まる3次元面数は66
頂点に集まる4次元面数は39
頂点に集まる5次元面数は11
であることを求める方法が見つからない.
===================================