■置換多面体の空間充填性(その306)
[1]{3,3,4}(0100)
{3,4}(100)2個は(3,3,3,3)
{3,3}(010)4個は(3,3,3,3)
頂点次数は8であるから,頂点数8,2次元面数6の図形.これは立方体と思われ,その辺数は12である.
頂点に集まる1次元面数は8
頂点に集まる2次元面数は12
頂点に集まる3次元面数は6
===================================
[2]{3,3,3,4}(0,1,1,0,0)
頂点回りには
{3,3,4}(1,1,0,0)2個
{3,3,3}(0,1,1,0)4個
である.
頂点次数は6であるから頂点数6,3次元面数6である.
[a]4次元角錐とすると,・・・
V=v+1=6
E=e+v
F=f+e
C=1+f=6→v=5,f=5より四角錐と思われる.e=8
E=13,F=13
以下の状況と合致する.
頂点回りには
{3,3,4}(1,1,0,0)2個・・・頂点数48
{3,3,3}(0,1,1,0)4個・・・頂点数30
である.
f4=(2/48+4/30)f0=10+32=42
次はf3の番であるが,
{3,4}(1,0,0)1個
{3,3}(1,1,0)と{3,3}(0,1,1)あわせて12個
すなわち,点Pの周りに集まる3次元面は正八面体(頂点数6)1個と切頂四面体(頂点数12)12個である.
f3=(1/6+12/12)・f0=7f0/6
次はf2の番であるが,
{3}(0,1)と{3}(1,0)あわせて5個
{3}(1,1)8個
f2=(5/3+8/6)・f0=3f0
次はf1の番であるが,
{}(1)6個
逆に考えれば,f=(6,13,13,6)になる.
===================================
[b]4次元角柱とすると,・・・
V=2v=6→v=3 (NG)
E=2e+v
F=2f+e
C=2+f=6
[c]4次元重角錐とすると,・・・
V=v+2=6→v=4 (NG)
E=e+2v
F=f+2e
C= 2f=6
===================================
[まとめ]
頂点に集まる1次元面数は6
頂点に集まる2次元面数は13
頂点に集まる3次元面数は13
頂点に集まる4次元面数は6
===================================