■正四面体の断面(その6)
(1,1,0,0)を起点とするものでは(1,0,1,0)と(0,1,0,1)が直交するから,ペトリー多角形のもうひとつの頂点は(0,0,1,1).このようなペトリー多角形を3組つくることができる.
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もう一組として,(1,1,0,0)(0,0,1,1)(0,1,1,0)(1,0,0,1)も4点が見つかった.
そうなるともう一組は
(1,0,1,0)(0,1,0,1)(0,1,1,0)(1,0,0,1)の4点のはずである.
(1,1,0,0)(0,0,1,1)(0,1,1,0)(1,0,0,1)も4点が見つかった.
(1,0,1,0)−(0,1,1,0)=(−1,1,0,0)
(1,0,1,0)−(1,0,0,1)=(0,0,−1,1)
は直交する.この4点で正方形を作ることができそうである.
辺の数は(n+1,2)本あるが,n個の座標の中で+1が2個,0がn−2個の座標をもつものから,真の頂点を選び出す必要がある.それにはx−y=0,・・・,z−w=0,w−x=0のn平面を計算すればよさそうである.あるいはもっと少なくて済むかもしれない.どのように選んだらいいのか?
6点すべてが載るのは
x+y+z+w=2
であるが,4点(1,1,0,0)(1,0,1,0)(0,1,0,1)(0,0,1,1)だけが載り,(0,1,1,0)(1,0,0,1)が載らない4次元超平面はあるのだろうか?
ax+by+cz+dw=2
として,
a+b=2,a+c=2,b+d=2,c+d=2
b+c≠2,a+d≠2
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