■置換多面体の空間充填性(その209)
(その205)では正軸体切頂型空間充填多面体,(その208)では正単体切頂型ペトリー多面体における見かけ上の一致を解消することを考えてみた.後者の方が簡単そうであるが,n=7の場合もやってみたい.
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[1]{3,3,3,3,3,3}(0,0,0,1,0,0,0)=(70,560,1120,980,448,112,16)
頂点回りには
切頂面{3,3,3,3,3}(001000)頂点数35・・・4個
3次元面{3,3,3,3,3}(000100)頂点数35・・・4個
三角形1120枚
三角錐112,正八面体420
f2=(48/3)・f0=1120
f3=(32/4+36/6)・f0=980
次数16で,辺回りに三角形6,正四面体6,正八面体9
f2=(6/3)・f1=1120 (OK)
f3=(6/6+9/12)・f1=560+420 (OK)
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頂点回りのn−1次元面は,n−1次元面:2^1(tp+1,1)個(頂点数a)より
{3,3,3,3,3}(001000)頂点数35・・・8個
f5=(8/35)・f0=16
n−2次元面:2^2(tp+1,2)個(頂点数a)を利用すると,
{3,3,3,3}(01000)頂点数15・・・24個
f4=(24/15)・f0=112 (OK)
実際は
f4=(12/15+16/20)・f0=112 (OK)
{3,3,3,3}(001000)4個,{3,3,3,3}(000100)3個
→{3,3,3,3}(01000)12個,{3,3,3}(0,0,1,0,0)16個
となればよい.
n−3次元面:2^3(tp+1,3)個(頂点数a)を利用すると,
{3,3,3}(1000)頂点数5・・・32個
f3=(32/5)・f0=448 (OK)
実際は,
f3=(8/5+48/10)・f0=448
{3,3,3,3}(01000)12個,{3,3,3,3}(0,1,1,0,0)9個
→{3,3,3}(1000)8個,{3,3}(0,1,0,0)48個
となればよい.
n−4次元面:2^4(tp+1,4)個(頂点数a)は使えないが,実際は
三角錐560個,八面体420個
f2=(32/4+36/6)・f0=980
{3,3,3}(1000)8個,{3,3}(0,1,0,0)48個
→{3,3}(100)32個,{3,3}(0,1,0)36個となればよい.
n−5次元面:2^5(tp+1,5)個(頂点数a)は使えないが,実際は
三角形48枚
f2=(48/3)・f0=1120
{3,3}(100)32個,{3,3}(0,1,0)36個
→{3}(1,0)48枚となればよい.
m=16
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